研究のために、従業員がハンバーガーを食べ歩いたこともあった。イワコーのこだわりは「実物に限りなく近く」だ。
筆箱にくっつかず、燃やしても安全なように、材料には合成ゴムを使う。テストで消字率八十%の規格値もクリアし、きれいに消せる能力も売りもの。
とはいえ、売り上げは四年ほど前から落ちている。毎月二百万個の出荷数が半分ほどに。「飽きられてしまうので、どうしても波があります」と岩沢社長。
二年ほど前からインターネットのホームページで画面を見ながら消しゴムを買えるようにした。遠方のファンからメールが届く。
「子供たちが楽しめる、夢のある文具を作っていきたい」。岩沢社長は日々、アイデアを練る。
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