工場見学休止中のコンテンツとして、バーチャル工場見学をはじめました!
—-工場見学についてのお知らせ(令和2年月26日)—-
「新型コロナウィルス」の感染拡大の状況を考慮致しまして、
弊社の工場見学におきましては、令和2年3月以降は中止とさせていただきます。
また、令和2年3月2日より予約開始予定でありました
令和2年5月以降の工場見学予約受付も見合わせとさせていただきます。
なお、再開時期につきましては未定となっておりますので、
決定次第本ページにてご案内させていただきます。
ご予約いただきましたお客様にはご迷惑をおかけ致しますが、
何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
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①工場見学開催時間
(1)10:00〜(2)13:30〜(3)15:30〜
②工場見学&組立体験所要時間
約1時間半程度となります。
こちらから画像つき(Googleストリートビュー)の詳細なルートをご覧いただけます。
大型車でご来社のお客様はこちらのルートでお越しください
まずはこの、プラスチックでできているペレットと呼ばれる消しゴムのモトに色をつけていきます!真っ白い消しゴムの場合はそのままでOKですが、イワコーの消しゴムは多彩な色が特徴なので、色付け工程は必須です。ちなみにモトのペレットが白いので、透明な消しゴムは難しいのだとか。
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色のモト(インク)が入った棚です。こんな感じで、引き出しに分けてしまってあります。同じ黄色でも、ロールケーキの黄色とキリンの黄色、歯ブラシの黄色は全然違うので、パーツごとに使う色が細かく決まっているんですよ。
機械を使って、ペレットとインクをしっかり混ぜていきます!色のムラが出ないようにするのがポイントです。
赤いペレットができました。これは何になるのかな……?
いよいよ消しゴムを作る機械にペレットを投入します。手前の赤いのがペレットです。機械の全貌は、ぜひ工場で生でご覧くださいね!(イワコーに来られない皆さん、ごめんなさい!)
機械を横からみるとこんな感じです。四角いツブツブのペレットを熱で溶かして、左側にセットした型へ流し込むことで、消しゴムができるんです。
流し込んでいるシーンは残念ながらお見せできませんがたい焼き屋さんのようなイメージを想像してみてください。(「たい焼き」消しゴムもあります。)ハンコのような「金型」を左右にセットすることで、立体的なフォルムを作ることが可能なんですよ。機械を開くとこんな感じに消しゴムのパーツが成形完了!
たくさんありすぎるのでちょっと消しゴムっぽく見えませんが、これは「パーカーベア(赤)」のパーカーです。
こんなかんじで、パーカーは前後に分かれているので、この2つのパーツを先ほどの金型で一気に作ります。なので、上の大量のパーカーはすべて前と後がごちゃまぜ。これを一つ一つ手作業で見分けて、組み立てていくんです。
先ほどの「流し込み」の写真をよく見ると、金型の中央にタテのミゾがあるのがわかるでしょうか。プラモデルのパーツのように、このミゾに沿って消しゴムができてしまうのですが、こうして粉砕機にかけることで、「赤いペレット」に元通り。ちゃんとリサイクルして使ってます。
機械1台では1度に1色しか消しゴムを作れません。なので、パーカーベアの場合は、「パーカー」を作りながら本体の「ベア」を別の機械で作らなくてはいけません。でも、この「ベア」作りが細かいので最新の注意が必要です。指の部分などは特に神経を使います。(お手元にある方はぜひ分解してみてくださいね)
パーカーを着てないクマちゃん、意外とスリム…。そして耳がちゃんとある!(商品では隠れて見えないのに)最後に、小さい小さい黒い目のパーツが揃えば、「パーカーベア」の完成です!
<<ここから先は通常の工場見学ではお見せしておりません。>>
工場で作った消しゴムのパーツは、一つ一つ手作業で組み立てられた後、何重にもしっかり検品されて出荷されます。
中には不良になってしまう商品も。「これはどこが不良なんですか?」と尋ねると「ココに傷があるんです」と言われました。うーーーん目をこらすと確かに。でも、写真ではお伝えしきれませんでした、すみません!
お電話やファックス、インターネットなどの個人のお客さまからの注文の他に、様々な業態の皆様へご提供しています。最近は海外からの注文も多いんです。
行き先や消しゴムの種類ごとに、間違いのないようにしっかりと配送します!
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